パリカールの耳

そりゃー上手な演奏が好きさ

でも上手な人の

上手でしょ

って演奏はさほどでもない

正確なリズムが好きだ

複数の人が合奏するための

最低限のルールだから

人間の感覚がつくる美しいリズムは

必ずしも機械的ではない

でも正確なの

だから常に微調整しあいながら

音が織りあわされていく

たまには合わないかもしれないし

最上の選択じゃないかもしれないし

その日の天気と

きままな心に

左右されたりもしながら

美しい音楽が演奏される

それを聴きたいじゃないの

えーもう

忸怩たる気持ちはあるもん

しつこいファンで

申し訳ない気持ちは常に携帯している

だけど

音楽は優しいよ

ばかにも




































































































































2連と3連の境目は

難しい

境目というか変わった直後

その直後にはちょくちょく直面するんだけど

本当に今の良かったかな

ちゃんと音楽聴いてたかなって

確認しなくてはならない

どんなときも

自分の音を聴くより

相手の音楽を聴いて踊った方が

よほど良いリズムになる

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